できる社長の保険戦略「必要な保障金額の考え方 1.3倍」
保険の活用メリットとして、一番のメインと言えば、
経営者や役員に万が一のことがあった時の備えです。
保険の戦略には様々な内容のものがありますが、
特に「銀行借入」をされている会社の社長に対しては、
その借り入れている金額分はリスクヘッジとして
保険を掛けておかれてはどうかという提案を行います。
そして、実際に経営者に万が一が発生し、
保険金を受け取ることになったとします。
その時、その保険金に対して、一番強い権力を持っているのは誰だと思いますか?
それは、
税務署なんですね。保険金を受け取る時、まず税務署への対応を考えないといけません。
というのも、この時の保険金は雑収入になるためです。
代表が亡くなってしまって、会社は大変、銀行対策にも、取引先や仕入れ先などへの対応も大変で、何かあった時に備えて、資金はあるに越したことがない、といった状況ですが、
入ってくる保険金が収入とされるからには、それも踏まえて金額を考慮しておかないと後々大変なことになりますので、
例えば保険金の設定は、保障したい借入金の合計額に1.3倍を掛けた金額にするなどの準備が必要です。